現場では総合試験の真っ最中。
テストのやり方なんだけも、ペアでテストを実施している。
一人がテスト内容を把握、操作を指示して、
一人が操作してシステムを動かし、エビデンスの取得し、結果を二人で確認するって感じ。
二人ぶんの工数が必要だが、意外と以下のようないい効果が出ている。
・ミスが少なくなった。
・ユーザーの業務内容について理解が深まった。
・ミスが少なくなった。
一人だと操作とテスト内容の確認をしているとごっちゃになって何をしていたか分からなくなることもあった。
例えば、一人で複数人のテストユーザーを用いてそれぞれの役割の操作をするときなど、
どのユーザでどこまでやったのか忘れちゃうなどあった。
それぞれの役割に集中できるため、負担が少なくなり。エビデンスの取り忘れや、操作ミスによるリカバリがかなり減った。
(二人ともかなりの集中力が必要になるため、疲れてくると見逃しちゃうこともあるけど、二人で共に反省できるのも大きい)
テストデータを間違って更新してしまうとリカバリのためにテストデータの状態を戻す予定外の作業が発生してしまい、時間のロスがないのは大きい。
また、作業者が再テストしたくないがために、「これは前にうまくいってたから、多分大丈夫だよね。」→でもデグレってて、後で発覚なんてことも防げると思う。
・ユーザーの業務内容について理解が深まった。
これはどんなときに使う機能なんだろうかとテスト前に議論することで、ユーザー業務内容の理解ができるようになった。
「じゃあ、システムはこういう使われ方をするはずだね。」とシステムを実際に使ってみると不便さに気づいたりした。
また、エラーにより業務が止まってしまう怖さを感じたりすることで、追加テストを自発的にやったりできた。
二人とも気が抜けないため、ヘトヘトになるが、すごく効果あると思う。
まあ、大前提として、無理なスケジュールが引かれてる必要があると思うけどね。
消化を目的としないとこなせない件数とかになると、上手くいかないからピリピリして人間関係悪化とか招きそうな気がする。